2010年09月14日
一日遅れになるけど
鬼束ちひろさんが暴行を受けて全治一ヶ月の重傷を負ったというニュース。
俺の理解している限りの彼女にとって、もう、本当に辛い出来事だったろうと思う。とても心配。
幾つかのタイムリーな事件と重なっていて、何か自分の中に意見が生まれそうだったけれど、
それでも併せて語るのは全ての方向の当時者に失礼だなと思いながらその情報を受け入れた。
(9・11で崩れ落ちる世界貿易センタービルの映像を見てすぐ私はこれから大いに誤解されていくであろう中東世界に思いを馳せた、
とかいう主旨の書き出しで始まる学者の評論があって(不明瞭、出典探しておく、何かの問題集の一部)、全体としては納得く論説だったが俺はその部分が許せなかった。
我々は周囲の情報をきちんと処理して結びつきを見出さなくてはならないけれど、誰かが傷を負った事件についてはまず直近の痛みを被った人を悼んだり悲しんだり心配するべきだと考えるほどには俺は直情的だ。傷つくというのは圧倒的なリアルで、尤もらしく考えた言葉を投げかけるのは全て浅くどや顔でなされる駄目なことだ。
これ以上言うとその学者と同じになるから止める。)
今は回復されているようで何より。少しずつ完全復活への道を歩んでいた彼女の心がまた振り出しに戻ってしまったならとてもとても、残念だ。
彼女の歌う様がとりわけ好きなのは、臨場感が自分と似ているからだと思う。限界ぎりぎりっていう時の気分と彼女の歌のサビがマッチして、それは他のポップ音楽では得られない感覚だ。だからバラードが好きなわけでもない。


